オリーブオイルをたっぷり使って野菜を煮るのは
イタリアの伝統的な調理法。
夏野菜とオリーブオイルの美味しさと
健康成分が凝縮したこの料理には、
地中海の人々の、夏を元気に過ごすための
知恵と工夫が秘められています。

オリーブオイルは、オリーブの実を絞ったままの100%天然の生ジュースです。多くの植物油のように加熱や精製処理を施していないため、果実に含まれる様々な成分が損なわれず、フレッシュな風味が生きているのが最大の特徴。イタリアでは、調理油としてだけでなく日本のだしやしょうゆのように万能調味料として食卓に欠かせない素材です。

さらに、オリーブオイルは、他の植物油に比べて酸化しにくく、熱に強いという利点があります。加熱してもサラッと仕上がるのが特徴で、特に野菜とは好相性。夏野菜の炒め煮は、夏野菜の美味しさとオリーブオイルの奥深さを味わえる、イタリアでは定番の家庭料理です。

調理のポイントは、新鮮な野菜と、質の良いエキストラ・ヴァージン・オリーブオイルを選ぶこと。日本では「油で煮る」という手法はあまりなじみがありませんが、驚くほど油っこさは感じられません。ゆっくり火を入れることで素材のうま味が引き出され、冷めても美味しく、スープやパスタソースなどにアレンジできますので、ぜひ作ってみてください。