
お米は古来より日本人の健康を支えてきた生命の糧。
そのお米本来のちからを丸ごといただく玄米には、
豊富な栄養成分だけでなく、
心身のバランスを整える貴重な健康成分が
含まれていることが分かっています。
〝玄米特有の底力〟で丈夫な体と元気な心を
つくりましょう。

お米の一番外側のもみ殻だけを取り除いた玄米。その何より大きな特徴は、「生きている米」だということです。玄米を水に浸しておくと、自然に芽が出て、根をはります。それは、生命のもとになる栄養価の高い胚芽とぬか層が、丸ごと残っているからです。
「玄米には炭水化物のほかに、ビタミンやミネラル類、食物繊維などがバランス良く含まれています。特にビタミンが多いので、主成分の炭水化物を効率良くエネルギーに変えることができます。ミネラル類も、現代人の食生活で不足しがちな鉄分やカルシウム、カリウムなどが含まれている玄米は、白米よりも生命力が豊かなのです」(検見﨑聡美先生)

玄米にはこうした栄養成分以外にも、心身に重要な働きをする様々な健康成分が含まれています。
その中でも、近年特に注目されているのが、γ(ガンマ)--オリザノールという成分。ぬかや胚芽の油に含まれるポリフェノールの一種で、心身の健康維持に役立つ多彩な働きが期待されています。

さて、昔から玄米と一緒に食べられてきた味噌とごま。伝統的な組み合わせは、現代栄養学から見ても実に理にかなっています。
「味噌には、玄米では摂りきれない必須アミノ酸が豊富に含まれています。また、ごまは良質の脂質やビタミンEの宝庫。味噌の焼きおにぎりやごまおにぎりにしても美味しく、栄養バランスも申し分ありません」(検見﨑先生)
よくかんで食べれば、心と体の確かなちからに。生きたお米のちからを、日々の健康づくりに役立ててみませんか。