秋は美味しいものがたくさん出回る季節。
ハーブには秋の味覚と相性が良いものが多く、食材の味わいに豊かな風味を与えてくれます。
またハーブ特有の香りは、季節の変わり目のココロとカラダをやさしく包んでくれます。

ハーブとは、香りのある草木の意味で、ラテン語の「herba(緑の草)」が語源といわれています。数千年も前から食用、儀礼用などに使われてきた歴史があります。欧米では、特に肉の風味づけや臭み消しに欠かせない香味料として重宝されてきました。
日本にも大葉や山椒など、伝統的なハーブがありますが、世界各国の料理の普及とともに、西洋のハーブもずいぶん身近になってきました。

数あるハーブの中でも入手しやすく、使いやすいのが、次の5つです。

バジリコとも呼ばれるハーブの代表格。爽やかな香りはサラダやトマト料理にぴったりです。

シチューやポトフなどの煮込み料理に加えると、風味が格段に良くなります。

すがすがしい芳香は、肉、魚、野菜料理やドレッシング、スープにと幅広く使えるのが利点です。

特有の強い香りは、肉や魚の焼き物と好相性です。

刻んでソースや詰め物に使うと良いアクセントになります。
これらのハーブは、ブイヨン(肉や魚の煮汁)を作る時に使うブーケガルニ(香草の束)の材料として、またマリネの風味づけとして、プロも日常的に用います。洋風料理に加えれば、味がぐんと本格的になります。

秋は、鮭やきのこなど、ハーブと相性の良い食材が出てきます。これらの旨みの強い食材は、ハーブと組み合わせることで、味に深みやメリハリが生まれます。また、ハーブは健康面でも、ビタミン・ミネラル類など栄養成分が豊富。その風味を利用することで、塩分を控えめにすることにもつながります。ハーブのちからを秋の食卓に取り入れてみませんか。