昔から体に良いといわれる玄米。
ただ、その味が苦手…という声も少なくありません。
玄米の食べ方=和食の主食というイメージがありますが、視点を変え、麦などと同じ穀物の仲間と捉えれば、様々な調理法や美味しさの可能性が広がります。
味も栄養価もアップし、おなかにもやさしい――。
そんな新しい玄米の魅力をお届けします。

玄米は、発芽のための生命力を支える栄養素が詰まっています。炭水化物に加え、ビタミンB1、ミネラル類や食物繊維も大変豊富です。
さらに近年、玄米の特有成分として注目を集めているのが、ぬかや胚芽に含まれる「γ(ガンマ)-オリザノール」というポリフェノール成分です。γ-オリザノールは、若々しさをサポートし、心身の健康に役立つ働きが期待できます。

そうした多彩な成分を含んでいるがゆえ、玄米には独特の味と香りがあります。玄米食が体に良いことは多くの方がご存じですが、その個性の強さが白いごはんに長年慣れ親しんだ食習慣とはなじみにくい一面があるのかもしれません。
しかし、〝日本の伝統食〟〝和食の主食〟という概念を外すと、調理の可能性がぐんと広がります。玄米の滋味や香ばしさは牛乳や卵と相性が良く、新しい美味しさを発見することができるでしょう。

おすすめの一つが「玄米プディング」。日本ではあまりなじみがありませんが、お米のプディングは軽食やデザートとして多くの国で食べられています。
玄米ごはんは牛乳で煮るのでやさしい口あたりに。その生地に野菜や肉・魚介類、きのこ類、チーズ、フルーツ、ナッツ類など、お好みの具材をプラスすれば、様々な味のバリエーションが楽しめます。
様々な栄養素を効率良く摂れ、玄米ごはんよりおなかへの負担が軽いので、朝食にもおすすめ。ぜひ、食卓に取り入れてみてください。