中華という名はついていますが、日本で創作された「冷やし中華」。地域によって冷やしラーメン、冷麺などとも呼ばれていますが、今年の夏は、定番の具にひと工夫してみませんか。旬の夏野菜をふんだんにとり入れ、ゴマと黒酢のタレを組み合わせれば、味も栄養価もさらにアップ。夏のぐったりにうれしい一皿になります。

暑さで食欲が落ちやすいこの季節、食べたくなるのが冷たい麺類ですね。しかし、麺だけでは炭水化物は摂れても、体に必要なタンパク質や脂質、ビタミン・ミネラルが不足しがちです。
「冷やし中華」の利点は、涼感とともに、様々な食材の栄養素をまとめて摂れること。錦糸卵、焼き豚、きゅうり、もやし、紅しょうがなどの具材はまさに「五味五色」に通じる組み合わせ。食のバランスを整える発想にぴったりのメニューです。しかもつるりとした麺の喉ごしと、疲れを癒やしてくれる甘酸っぱい味付けは、暑い夏の盛りに欲しくなる味覚の一つです。

冷やし中華のもう一つの利点は、具材や味付けを簡単にアレンジして楽しめることです。そこでぜひ試していただきたい具材が、トマト、ゴーヤ、かぼちゃ、なすなどの色の濃い夏野菜。夏の陽光を全身に浴びて育ったこれらの夏野菜は、体に大切なビタミン・ミネラルが豊富。
夏は紫外線も強く、夏のぐったりにつながりやすい時季。栄養たっぷりの様々な種類の夏野菜を一緒に摂ることで、体を守ってくれる働きに期待ができます。

黒酢とにんにく、豊富なゴマなどのスタミナ食材を合わせ、タレもひと工夫してみてはいかがでしょうか。夏野菜の力強さに負けないコクと風味のゴマダレは、茹でたお肉にもよく合います。
美味しさも栄養価もアップした、ご家庭オリジナルの冷やし中華を楽しんでみませんか。