古くから健康にいいといわれるゴマ。
料理に組み合わせると、コクや風味が加わり、栄養価も一段と高まります。
健康維持が大切な師走を元気に過ごすため、いつものレパートリーとはひと味違うゴマレシピとゴマを手軽に賢く利用するための工夫について、料理研究家の竹内 冨貴子先生に伺いました。

小粒でも、料理に深い味わいとボリュームを与えてくれるゴマ。それは、荒れ地でも芽を出し育つ、強い生命力を支える栄養がぎっしりと詰まっているからです。
ゴマの成分の約半分を占める脂質は、中性脂肪やコレステロールが心配な人でも、安心して摂れる不飽和脂肪酸が豊富です。また、体に必要な必須アミノ酸を多く含んでいるのが特長。ビタミンB1・B2・Eや、現代人に不足しがちな鉄、カルシウム、マグネシウムなどのミネラル、食物繊維も摂取できる優れた栄養食品です。
ビタミンA・C・Eや、余分な塩分を排泄するカリウムなどのミネラルを含みます。さらに、紫の色素成分のアントシアニンは紫外線が気になる季節の力強い味方になります。

ゴマには、むきゴマや煎りゴマ、擦りゴマ、練りゴマなどがありますが、中でも練りゴマは粒状のものより消化が良く、健康成分も無駄なく摂れるので、積極的に活用したい食材です。コクがありクリーミーなので、パスタなどのソースに合わせると、意外な美味しさが楽しめます。
また、練りゴマを使って左記の万能ゴマ調味料を作り置きしておくと、様々な料理に使えるので重宝します。
この冬、ゴマのちからを毎日の健康づくりに役立ててみませんか。