昔から、「体に良い」といわれる酢。
ビタミンB1が豊富な豚肉をさっぱりと、
しかも柔らかく食べやすくしてくれます。
また、特に真価を発揮するのは、
骨付きの肉を煮込んだ時。
不足しがちなカルシウムを豚の骨から引き出し、
補給してくれます。
酸味もまろやかで、
酸っぱさが苦手な方にもおすすめです。

酢は、穀類や果実などで作った酒を酢酸菌で発酵・熟成させたもので、洋の東西を問わず古くから使われてきた健康に役立つ調味料。
また、豚肉はビタミンB1を豊富に含む食材。酢で煮ることで肉が柔らかくなり、脂っこい肉もさっぱりとした味わいとなり、夏にぴったりです。
さらに、酢には食材に含まれているカルシウム、マグネシウムなどを引き出すちからもあるため、スペアリブなら骨に含まれたカルシウムが煮汁に溶け出します。そのため、煮汁までいただくと骨の強化にもなります。
このように健康に役立ち、汗と一緒に流れ出るミネラルの補給にもつながる”肉を酢で煮る”という調理法は、実際に東南アジアなどの暑い地域に多く、その代表的な料理としては、フィリピンの「アドボ」(骨付きの肉の酢煮)などがあります。まさに暑さを上手に乗り切るための、先人たちの食の知恵といえましょう。

ほかにも、酢には健康に役立つ様々な働きがあります。また、調味料としても、さっぱりとした風味に仕上げる、魚の生臭さを中和する、まろやかな味に調える、減塩につながるなど、家庭料理の強い味方です。
酢は、黒酢・米酢・ワインビネガーなど、材料や作り方によって種類も様々です。料理に合わせて上手に使い分け、酢のパワーでこの夏も元気にお過ごしください。