夏を健康的に過ごすには、心身に必要な栄養素をしっかり摂ることが大切です。ヒントになるのが、高温多湿な東南アジアの国々の食生活。ハーブやスパイスをたっぷり使った料理には、暑さに負けないための知恵が詰まっています。身近な食材を使って、上手に食卓に取り入れると、夏を元気に乗り切るちからになります。

夏は蒸し暑さで体がバテやすく、気力も低下しがち。タイやベトナムなど東南アジア諸国の料理には、香菜やバジル、とうがらし、ミントなどがよく用いられますが、これらの食材がもつ清涼感のある香りは、心身をシャキッと目覚めさせてくれます。
独特の風味は好みが分かれるかもしれませんが、実は、私たちになじみのある香味野菜にも、同じような働きが期待できる食材がたくさんあります。

青じそやクレソン、みつば、みょうがなどは、香味野菜の代表。見た目も涼やかで、爽やかな香りや味が食欲を促します。
栄養的にも夏に不足しがちなビタミン・ミネラル類が豊富。特にカロテンなどの成分を豊富に含んでいるものが多く、夏こそぜひ積極的に摂りたい食材です。
料理の組み合わせでは、肉や魚、卵、ナッツ、ゴマ、にんにくなど、タンパク質やエネルギー代謝に必要なビタミンB群が豊富な食材が理想的。体の中から私たちの元気を支えてくれます。

暑い国の料理で、もう一つ参考になるのが、とうがらしを漬けた酢や魚しょうなどの調味料による酸味と辛味が融合された味付け。食欲を刺激し、毎日の元気をサポートしてくれます。これらの食材のちからも上手に取り入れて、夏を元気にお過ごし下さい。