日本でごまが食べられるようになった時期には
諸説があります。
一説には縄文時代ともいわれますし、
別の説では仏教伝来と同時ともいわれます。
いずれにしても、原産地はアフリカといいますから、
気が遠くなるほどの長い旅を経て日本へ渡来し、
さらに1000年以上の長い歴史の中で、
風土に合った育て方や食べ方が工夫され、
やがて日本の伝統的な食文化として
融合されたのでしょう。
代表的なごまの食文化というと、
やはり今回ご紹介している精進料理があげられます。
お肉や魚を食べず、
日々の修行に励む禅僧のみなさんにとって、
ごまはもっとも大切な養生食のひとつです。
永平寺の開祖・道元禅師が、
『食事は心身を養う薬であると知りなさい』
と説いて以来、760年間にわたって、毎日欠かさず、
朝食にごまを使っていることからも、
いかに健康によい食材であるか、当時より経験知として
認識されていたものと考えられます。
気が遠くなるほどの長い旅を経て日本へと伝わった、ごまの食習慣。その昔、海を渡って伝来した仏教との縁を感じさせる。

それほど昔から養生食として珍重されたごまも、
なぜ体によいのかとなると、
じつは約20年前まで、
詳しいことはわかっていませんでした。
そのため、サントリーがごまの研究を行なうまで、
小さなごま粒の、さらに1%未満しか含まれていない
稀少成分に、驚くほど優れた力があるということを、
誰も発見できなかったのです。
その稀少成分の名を、セサミンといいます。
養生食として長い間、珍重されてきたごまの料理。少しでもその栄養を摂り入れようと、調理にも数々の工夫がなされている。

サントリーがごまの研究を始めたのは、
体によい食用油脂の働きについて
調べていたのがきっかけ。
「ごま油は他の油に比べてとても酸化しにくい」
という事実をヒントに、初めてその働きを解明したのです。
ごまの稀少成分であるセサミンは、
私たちの若々しさを保つために、
極めて重要な力を発揮します。
また、麦や大豆に含まれているビタミンEや、
玄米のポリフェノールと併せて摂ることで、
その働きはより効果的になります。
ごま・麦・大豆・玄米。
精進料理でもとくに大切にされる
この食材の組み合わせは、
セサミン、ビタミンE、トコトリエノール、そして、
玄米ポリフェノールを凝縮したオリザプラスを
組み合わせたセサミンEXと、多く共通する働きがあります。