
40代後半くらいまで、何のために生まれたのか考えて、“僕なんか・・・”と自己防御していました。ある時ふと、答えは無限にあることに気付いてから、タガが外れたように楽になりました。生まれた以上、死は超現実としてあるんだから、無限にある可能性をもっと楽しみたい、盛り上がらなきゃって。

“もう年だから・・・”なんて、ろうそくの火が消えるような老い方を想像するよりも、ねぶたにも山笠にも負けないくらい、熱く燃え盛る人生にしたい。行けるところまで行こう!いくつになっても想像つかない部分があって、ワクワクする。やり足りないことはあるし、できることもまだまだあると、信じているんです。

たとえば、舞台で“こんなアクションをやったらカッコいいな”と思うのだけれど、体が付いていかなかったり、鏡を見て、“耐えられる裸かな”と不安に思ったり。自分で自分を磨いていかないと下がっていく一方です。とくに俳優という職業は肉体そのものが商品ですから、駄目だと、すべて駄目になってしまいます。

舞台の本番前は、緊張をほぐすために、手のひらに“人”という字を書いて飲むと言いますが、僕の場合はセサミンです。これを飲んでおけば大丈夫という安心感がある、毎朝飲んでいますね。これはいいぞと、自分の体が思ったので、信じられるサプリメントです。続けているからこそ、今があると思っています。

本質的に若い時と、生き方や考え方は変わっていなくて、だから精神的に幼いのですが(苦笑)、むしろ“楽しいのは、これからだよ!”って、ずっと口にしているくらいじゃないとね。気持ちに肉体が置いていかれないように、年齢なりのメンテナンスを意識しながら、人生をどんどん盛り上げていきたいと思います。